この記事では、「依頼」と「指示」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「依頼」とは?
できると思う人に作業を頼むことを「依頼」【いらい】といいます。
例えば、忙しいとき他の人を頼りにして仕事をこなそうと思うとき頼んだり、片付けてもらう際に選ぶ行為です。
また、絵に色をきれいに塗ってほしいと具体的に頼み、一時的に荷物を保管しておいて欲しいと頼みます。
このように、いつもやり取りしている相手をあてにする行為を指すのです。
「指示」とは?
相手に指図することを「指示」【しじ】といいます。
例えば、会議室の机を寄せておくように伝えて実行させるのです。
また、黒板の2と9行目を紙に書き写すように伝えたり、何をすればいいか具体的に示します。
たいていは年齢が上の者であったり、知識が豊富な人が生徒に指図するのです。
このように監視したり、解約するように伝えます。
「依頼」と「指示」の違い
ここでは「依頼」と「指示」の違いを、分かりやすく解説します。
物事を任せてやってもらうことを「依頼する」といいます。
執筆や計算、資料作りができそうな人を選んで頼むのです。
反対に取引先から作業を「依頼される」場合もあり、自分の腕前を見込んで頼まれる場合もあります。
もう一方の「指示」は人からこのようにして欲しいと具体的に伝えられて従う行動を指すのです。
この2つの大きな違いは、「依頼」が頼まれるところに焦点を当てていますが、「指示」は指図される意味が強く出ています。
「依頼」の例文
・『商品を10箱届けてくれるように依頼メールを送った』
・『相手の話し声が聞こえないので、依頼内容を2度聞いた』
「指示」の例文
・『倒れていた家具を外に出すよう職員に指示された』
・『窓側に座って工員の動きを監視するように指示した』
まとめ
職場でよく使われている行為を指しますが、その内容には違いが見られます。
どういった頼みごとするか、指図を出すかの違いにより使い分けてみましょう。