「乳液」と「保湿クリーム」はいずれも肌のお手入れに関連する言葉ですが、意味が異なるため区別して覚える必要があります。
この記事では、「乳液」と「保湿クリーム」の違いを分かりやすく説明していきます。
「乳液」とは?
「乳液」は「にゅうえき」と読む言葉で、「水分と油分を皮膚に与える乳状の化粧品」を意味します。
そのほか、「植物の茎などを切った際に出てくる乳状の白い液体」という意味で使われることもあります。
「保湿クリーム」とは?
「ほしつくりーむ」と読む「保湿クリーム」は、「皮膚が乾燥し過ぎないように潤いを保つ凝乳状の化粧品」のことを指します。
肌の潤いが逃げないように守る役割があり、スキンケアの仕上げに使われることが多いアイテムです。
「乳液」と「保湿クリーム」の違い
「乳液」も「保湿クリーム」も「皮膚に使用する化粧品」という意味を持つ点は共通していますが、次のような違いがあります。
「乳液」は「水分と油分がバランスよく配合されている」のが特徴で、皮膚を保湿すると共に肌をほぐして柔らかくする作用があるとされています。
さっぱりとした使い心地でベタつきが少なく、皮膚の油分が多い人に適しているケア用品です。
また、「乳液」には「植物の茎などをカットした時に出る乳状の白い液体」という意味も含まれています。
一方、「保湿クリーム」は「乳液よりも油分が多く含まれている」のが特徴です。
化粧水などで補った水分を油膜でカバーし蒸発を防ぐ作用があるため、長時間にわたって皮膚の潤いを守ってくれます。
「乳液」に比べると濃厚なテクスチャーで、保湿力が高いため乾燥肌の人に適しているアイテムです。
なお、肌がとても乾燥しやすい場合は、「乳液」と「クリーム」の両方を使うことも可能です。
まとめ
「乳液」は「肌に水分と油分を与える乳状の化粧品」「植物の茎などを切った際に出てくる乳状の白い液体」を示し、「保湿クリーム」は「肌が乾燥し過ぎないように潤いを保つ凝乳状の化粧品」を示します。
両者に適した肌質についてもチェックしておきましょう。
ぜひスキンケアアイテムの違いを知る参考にしてください。
