この記事では、「フェットチーネ」と「きしめん」の違いを分かりやすく説明していきます。
「フェットチーネ」とは?
フェットチーネとは、平打ちのロングパスタのことをいいます。
イタリア語のfettuccineをそのまま日本語読みした言葉で、fettuccineは元々「小さなリボン」という意味の言葉でした。
フィットチーネやフェットゥチーネと表記されることもあります。
フェットチーネは卵と小麦で作られており、幅は7.5mm程です。
パスタの平打ち麺にはタリアテッレもありますが、タリアテッレは幅が5mm程なので、フェットチーネの方が幅広くなっています。
「きしめん」とは?
きしめんとはうどんの一種で、幅は7mmから8mmほどの平打ち麺をいいます。
小麦粉と水、塩で作られています。
きしめんはかけうどんのように、温かいつゆをかけて食べるのが一般的です。
鶏肉や油揚げを入れたり、鰹節やネギをのせたりします。
きしめんは愛知県のソウルフードとして知られています。
一般的なうどんよりも薄いので茹で時間が短く、つゆがしみこみやすいのが特徴です。
うどんと比べるとコシはありません。
「フェットチーネ」と「きしめん」の違い
フェットチーネもきしめんも幅の広い平打ち麺です。
フェットチーネはパスタで、小麦粉と卵から作られています。
きしめんはうどんの一種で、小麦粉から作られています。
フェットチーネとは異なり、卵は使われていません。
フェットチーネは平打ちなのでソースと絡みやすく、チーズやクリーム系のソースと組み合わせることが多いです。
きしめんは、醤油ベースの温かいつゆをかけて食べるのが一般的です。
また、フェットチーネはもちもちした食感ですが、きしめんはつるっとした食感であまりコシはありません。
まとめ
フェットチーネはパスタの一種で、きしめんはうどんの一種です。
どちらも材料に小麦粉が使われていますが、卵を使うのはフェットチーネになります。