「直後」と「爾後」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「直後」と「爾後」の違いとは?違い

この記事では、「直後」「爾後」の違いを分かりやすく説明していきます。

「直後」とは?

ある物事が終わったすぐ後の時間を意味する言葉を指します。

動詞や名詞とともに使うことが可能です。

「直後」は、物事が終わってから時間が経っていないことを強調します。


「爾後」とは?

ある物事が終わってからのその後の時間を意味する言葉を指します。

名詞とともに使うことが可能です。

「爾後」は、物事が終わってから時間が経っていることを示します。

副詞的にも使うことが可能です。


「直後」と「爾後」の違い

「直後」「爾後」の違いを、分かりやすく解説します。

「直後」「爾後」は、どちらもある事が起こってからの後のことを表す言葉ですが、意味合いやニュアンスが異なります。

「直後」は、ある物事が終わったすぐ後を指します。

その一方で、「爾後」は、ある物事が終わってからのことを指します。

つまり、「直後」「爾後」は、似たような意味の言葉ですが、ニュアンスが異なり、「直後」は、物事が終わった直後のことを言うときに使い、「爾後」は、物事が終わってからのそれからのことを言うときに使います。

「直後」の例文

・『彼は彼女と別れた直後に、泣き出してしまった』
・『テストが終わった直後に、自分が分からなかったことを復習しようとした』

「爾後」の例文

・『爾後、この問題について話し合うことはないでしょう』
・『爾後に実施する会議では、新しいプロジェクトについて話し合いましょう』

まとめ

「直後」「爾後」は、どちらもある事が起こった後の時間を表す言葉ですが、意味や使い方に違いがあります。

その中で、「直後」「爾後」の違いとしては、物事が終わってからの時間の長さにあります。

「直後」は、現代語としてよく使われますその一方で、「爾後」は、古語や文語として使われることが多く、現代語では「以後」「その後」などに置き換えられることが多いと考えられます。

それぞれの言葉を正しく使い分けられるようにしましょう。

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