この記事では、「受け付ける」と「受け入れる」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「受け付ける」とは?
申請するとき、窓口に提出して目を通してもらうことを「受け付ける」【うけつける】といいます。
例えば、青色申告を税務署に提出する期間は誰でも無料で窓口に持って行けば受け取ってくれるのです。
また、ボランティア団体が山を買い取るため一般の人から寄付を「受け付ける」といったように、物や書類、お金を受け取るその行為を指します。
「受け入れる」とは?
家が災害で失ってしまった人を対象に施設へ入れることを「受け入れる」【うけいれる】といいます。
また、暴力で苦しむ女性と子供を一時的に保護する施設では、定期的か日々相談すれば入れてくれる活動を行なっているのです。
主に、相手からの要望に耳を傾けて、認められたとき受け付けします。
また、留学生や難民を受け入れて対処する行為を指すのです。
「受け付ける」と「受け入れる」の違い
ここでは「受け付ける」と「受け入れる」の違いを、分かりやすく解説します。
相手の要求を聞いては、法律的にも通るようなら申告の通りに行なうことを「受け付ける」といいます。
もう一方の「受け入れる」は困っている人の言葉に耳を傾けて、要求内容が認められれば受け入れるのです。
悲惨な運命であっても不満を持たずにその定められた道を歩くことを選びます。
または「町をあげて外国人を受け入れる」といって、何を入れてどのようにするか伝えるのです。
「受け付ける」の例文
・『今日の申請は午後から受け付けると伝えた』
・『受け付けるのは10時から、3番窓口と決まった』
「受け入れる」の例文
・『外国人の医学生を10人は受け入れる予定だ』
・『日本に旅行する人を制限せずに受け入れた』
まとめ
「受け」を使っている点は同じですが、「付ける」と「入れる」には違いがあります。
この点に気をつけて、どのように使うか考えて使い分けてみましょう。