「厚い」と「厚手」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「厚い」と「厚手」の違いとは?違い

物体の側面から反対側への長さや隔たりが大きいことを表す言葉には「厚い」「厚手」があります。

この記事では、「厚い」「厚手」の違いを分かりやすく説明していきます。

「厚い」とは?

「厚い」とは物体の側面から反対側への長さや隔たりが大きいことを表す言葉です。

「厚い」はこれ以外にも心の程度が大きいことや労りの気持ちの大きさ、病気が悪いこと、金持ちなどの意味があります。

将棋における「厚い」は石の配置が強固で攻略しにくいことを表します。

「面の皮が厚い」とは図々しい性格や恥知らずなことを表す言葉です。


「厚手」とは?

「厚手」とは布や紙、陶器における地が「厚い」ことを表す言葉です。

「厚手」のものは重厚感が出たり防寒性に優れているなどの特徴があります。

「厚手」の服は基本的に寒い時期に好まれるものであり、これ以外には工場や危険な作業する時によく使われています。

「厚手」の反対語は「薄手」であり、こちらは夏などの暑い時期に使われるのが特徴です。

「厚手」の類義語には「分厚い」があり、こちらは色々な場面で使われています。


「厚い」と「厚手」の違い

「厚い」は物体の側面から反対側への長さや隔たりが大きいことを表す言葉であり、反対語は「薄い」になります。

「厚手」は布や紙、陶器おける地が「厚い」ことを表す言葉であり、重厚感や耐久性、防寒性などに優れているのが特徴です。

「厚い」の例文

・『厚いステーキを食べることが夢だったので、今日は本当に最高でした』
・『彼は面の皮が厚いことが有名であり、絡まれないようにしています』

「厚手」の例文

・『厚手のコートを着てきましたが、予想外に日中が暑くなってきたので脱ぎました』
・『厚手の本を持ってくるために図書館内にあるカートを使いました』

まとめ

「厚い」は物体の側面から反対側への長さや隔たりが大きいことを表す言葉であり、この性質を備えた布や紙、陶器は「厚手」と表します。

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