「アクティブラーニング」と「能動的学修」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「アクティブラーニング」と「能動的学修」の違いとは?違い

この記事では、「アクティブラーニング」「能動的学修」の違いを分かりやすく説明していきます。

「アクティブラーニング」とは?

もともと大学教育で用いられてきたもので、教員による一方向的な講義形式から、教員と学生が対話しながら、共に知的に成長する場を創り、学生が主体的に問題発見し解を見いだしていく方法を指していました。

しかし、近年では、小中高校でも、主体的・対話的で深い学びを実現するために、アクティブラーニングの考え方や手法が取り入れられていることで知られます。


「能動的学修」とは?

アクティブラーニングの日本語訳として使われることが多く、基本的には同じような意味で理解されています。

しかし、能動的学修には、学習者が自ら学びの目標や計画を立て、自己評価や振り返りを実施し、学びの質を高めるという側面も含まれています。

このように、能動的学修は、学習者の自律性や主体性を重視する学習法として捉えられることもあります。


「アクティブラーニング」と「能動的学修」の違い

「アクティブラーニング」「能動的学修」の違いを、分かりやすく解説します。

「アクティブラーニング」「能動的学修」という言葉は、教育の分野でよく使われる用語ですが、実はほぼ同じようなものを指しています。

どちらも、学習者が受け身ではなく、自ら積極的に学びに関わるように設計された教授・学習法のことを言います。

しかし、その中で、基本的に同じ概念を表していますが、能動的学修には、学習者の自律性や主体性により強く焦点を当てるニュアンスがあると言えるでしょう。

「アクティブラーニング」の例文

・『アクティブラーニングの目的は、汎用的な能力を身につけることにある』
・『アクティブラーニングでは、グループワークやディベートなどに参加し、自分の発表をしたり、他者の意見に対して自分の意見を述べたりします』

「能動的学修」の例文

・『能動的学修を促すために、教員は学修者に問題を提示し、自ら調べたり、考えたり、解決策を見つけたりするように指導する』
・『能動的学修においては、自己評価や振り返りが大切です』

まとめ

「アクティブラーニング」「能動的学修」は、似たような意味をもつ言葉です。

利用シーンに合わせて、適した言葉を使えるようにしましょう。

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