「アルファベット」と「英字」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「アルファベット」と「英字」の違いとは?違い

この記事では、「アルファベット」「英字」の違いを分かりやすく説明していきます。

「アルファベット」とは?

表音文字の一種で、ギリシア語の最初の2つの字母α(alpha)とβ(beta)を合わせて読んだものです。

狭義には、ギリシア文字、ラテン文字とその系統の文字を指します。

広義には、伝統的な一定の配列順序を持った文字体系を指します。

英語やフランス語、ドイツ語などの多くの言語は、アルファベットを用いて表記されます。

アルファベットには、大文字と小文字があります。

大文字は、名前や文章の最初などに使われますが、その他はほとんど小文字です。


「英字」とは?

英語の文字のことを意味します。

英語は、アルファベットの一種であるラテン文字を用いて表記されます。

英語の文字は、26個あります。

それぞれに大文字と小文字があります。

英語の文字の名前は、A(エイ)、B(ビー)、C(シー)…Z(ゼット)というように、カタカナで書くとすれば「イ」「ウ」で終わることが多いと考えられます。

英語の文字の発音は、文字の名前とは必ずしも一致しません。


「アルファベット」と「英字」の違い

「アルファベット」「英字」の違いを、分かりやすく解説します。

「アルファベット」「英字」の違いは、範囲の広さです。

アルファベットは、英語以外の言語にも使われる文字の総称ですが、英字は、英語に限定された文字です。

また、アルファベットと英字は、同じ文字を使っている場合もありますが、発音や綴りが異なる場合もあります。

例えば、アルファベットのCは、英語では「シー」と発音しますが、フランス語では「セ」と発音します。

「アルファベット」の例文

・『英語のアルファベットは26文字から成ります』
・『彼女はアルファベットを書くことが可能だ』

「英字」の例文

・『私は彼女が英字新聞を読んでいるのを見ました』
・『私は英字新聞をすらすら読めるようになりたい』

まとめ

「アルファベット」「英字」は似たような言葉ですが、微妙に異なる概念です。

それぞれの意味を理解して、使い分けられるようにしましょう。

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