「寝起き」と「起床」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「寝起き」と「起床」の違いとは?違い

この記事では、「寝起き」「起床」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「寝起き」とは?

今まで就寝していた人が目を覚まして起きた状態を「寝起き」【ねおき】といいます。

まだ布団から出たばかりであるため、頭の中がはっきりしていない状態であり、寝ぼけている状態を指すわけです。

使い方としては、「寝起きでまだ頭がぼうっとする」というように、物事をしっかり把握できずにいる段階を指します。

他の使い方では、「寝起きが良い」といえばいかにぱっと起きてすぐ物事をしっかり理解できるかを伝えられる言葉です。


「起床」とは?

寝ていた布団から起き上がり、出ることを「起床」【きしょう】といいます。

例えば、朝は早く起きなければならないときは「4時に起床した」と通常よりも早く起きたか伝えるのです。

また、軍隊に所属している兵隊は、朝起きる時間になると「一斉に起床する」ことで規律を守り、一体感となった気持ちと行動を示せます。

このように、人が起きて寝床から出る行為を指す言葉となるのです。


「寝起き」と「起床」の違い

ここでは「寝起き」「起床」の違いを、分かりやすく解説します。

長時間の睡眠をたっぷりとった後、目覚めたと伝える言葉が「寝起き」です。

まだ目が覚めたばかりで頭の中がすっきりしていない状態であるので、何をするか具体的に把握できていない状態を指します。

もう一方の「起床」は、今まで寝ていた寝床から起き上がり、出ては身支度するという意味で使われている言葉です。

使い方としては、「起床する時間に目覚まし時計を設定して寝る」と使います。

「寝起き」の例文

・『寝起きが良い人は、すぐ次にやるべきことを考えて取り掛かる』
・『寝起きが悪い人はいつまでも次の準備に取り掛かれない』

「起床」の例文

・『起床するため腕時計を朝7時に設定して寝床についた』
・『不慣れな旅館で時間通りに起床するには早く寝ることだ』

まとめ

人間が起きる行動を指す言葉を2つご紹介しました。

ただ、意味がそれぞれ違いますので、どのように使えばいいか学ぶ努力してみるといいでしょう。

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