「ぎゅうぎゅう」と「びっしり」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「ぎゅうぎゅう」と「びっしり」の違いとは?違い

この記事では、「ぎゅうぎゅう」「びっしり」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「ぎゅうぎゅう」とは?

かなり袋の中にたくさんの物を押し込めてある状態を伝えられるのが「ぎゅうぎゅう」です。

袋の底までびっしりお菓子を入れると袋が伸びるため、より多くの数を入れられます。

ただ入れるだけに神経を集中させるため物を整理するのではなく、多くの物を無造作に入れて封を閉めるため鞄が異様に膨らんでしまうのです。

他には重い物を載せたとき、乗り物の足元が「ぎゅうぎゅう」と軋み鳴るといった使い方もできます。


「びっしり」とは?

ほとんど隙間なく物を入れた状態を「びっしり」といいます。

かなり多くの物がぎゅうっと詰め込まれている状態であるため、それ以上は物を入れられないのです。

使い方としては、「びっしりとヘドロが排水溝にこびり付いていた」とかなり密着した分厚い汚れが付着している様子を伝えられる言葉になるわけです。

このようなところから、車が「びっしり」と隙間なく船の中に入れられて、運搬される様子を伝えます。


「ぎゅうぎゅう」と「びっしり」の違い

ここでは「ぎゅうぎゅう」「びっしり」の違いを、分かりやすく解説します。

かなり多くの物を袋の中に詰め込んで入れるため袋が伸びてしまったり、乗り物に重い物を載せて運ぶときタイヤが軋む音を「ぎゅうぎゅう」といいます。

かなり押し込んだときの状態を表す言葉として使うのです。

もう一方の「びっしり」はもう人が入れないほど店内が客でいっぱいである状況を伝えられます。

音というよりも、物が詰め込まれている状態を表す言葉になるわけです。

「ぎゅうぎゅう」の例文

・『箱の中に野菜がぎゅうぎゅうに詰め込まれたセットが届いた』
・『国境を越えて逃げるとき、ぎゅうぎゅうに車へ乗り込んだ』

「びっしり」の例文

・『建物がびっしり並ぶ商店街で火事が起き、次々に延焼した』
・『重箱の中には海の幸がびっしり入っていて豪華だった』

まとめ

かなり物が色々と入っていたり、多くの人が集まっている様子を表す言葉をご紹介しました。

どのようなときどう使い分ければいいか学んでみましょう。

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