「募る」と「公募」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「募る」と「公募」の違いとは?違い

この記事では、「募る」「公募」の違いを分かりやすく説明していきます。

「募る」とは?

広く呼びかけて人や物を集めることを意味します。

例えば、寄付や参加者、応援などを募るというように使います。

この場合、募るという動詞は自動詞として使われます。

つまり、募るという行為は主体が自分であることを表します。

例えば、「寄付を募る」という文では、「寄付」という目的語があっても、主語は省略されています。

この文の主語は「私」「私たち」などの一人称であることが多いと考えられます。

また、「募る」という言葉は、感情や思いなどが高まることを表すこともあります。


「公募」とは?

広く一般から人や物を集めることを意味しますが、「募る」とは違って、条件に該当する人や物に限定して集めることを表します。

例えば、作品や応募者、候補者などを公募するというように使います。

この場合、公募という名詞は他動詞として使われます。

つまり、公募という行為は主体が他者であることを表します。

例えば、「作品を公募する」という文では、「作品」という目的語があっても、主語は明示されていません。

この文の主語は「主催者」「運営者」などの三人称であることが多いと考えられます。

また、「公募」という言葉は、公にして広く知らせることを表すこともあります。


「募る」と「公募」の違い

「募る」「公募」の違いを、分かりやすく解説します。

「募る」とは、「ますます激しくなる」という意味や、「広い範囲に呼びかけて集める」という意味があります。

その一方で、「公募」とは、「広く一般から募集すること」という意味や、「広く不特定多数の投資家を対象に、新株や公社債を募集すること」という意味があります。

「募る」の例文

・『災害の被災者に対する支援のために、義援金が募られた』
・『このコンテストには、全国から多くの応募作品が募った』

「公募」の例文

・『市長選挙の候補者を公募している』
・『新しいロゴマークのデザインを公募する』

まとめ

「募る」は、感情や状況が強まることを表す場合があり、条件を特に指定しないことが多いと考えられます。

その一方で、「公募」は、人や物を集めることを表す場合があり、条件を公表して特定の対象を集めることが多いと考えられます。

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