この記事では、「独自」と「特別」の違いを分かりやすく説明していきます。
「独自」とは?
他にはなく、そのものだけが持っているさまを表す言葉です。
独自には、独特という意味と、独立して自分で考えたり行ったりする意味があります。
例えば、「独自の歌い方」「独自の研究」「独自の見解」などと使います。
独自には、他とは異なる個性やオリジナリティを感じさせるニュアンスがあります。
独自の類語には、独特、特有、固有、独創的、オリジナルなどがあります。
「特別」とは?
他との間に、はっきりした区別があることを表す言葉です。
特別には、他とは異なり、優れていたり重要であったりする意味と、他とは異なり、別の扱いをする意味があります。
例えば、「特別な才能」「特別な日」「特別に許可する」「特別扱いする」などと使います。
特別には、他とは比べられない価値や意義を感じさせるニュアンスがあります。
特別の類語には、格別、別格、特殊、特異、特定などがあります。
「独自」と「特別」の違い
「独自」と「特別」の違いを、分かりやすく解説します。
「独自」と「特別」の違いは、独自がそのものが自ら会得し、特別に持っているさまを表すのに対し、特別が他との間に、はっきりした区別があるさまを表すという点です。
また、独自はそのものの個性やオリジナリティを強調するのに対し、特別はそのものの価値や意義を強調するという点でも違います。
「独自」の例文
・『彼は独自の理論えお展開して、数学会に衝撃を与えた』
・『私は独自のレシピでチーズケーキを作りました。どうぞ召し上がってください』
「特別」の例文
・『彼女は私に特別な贈り物をくれました。それは手作りのネックレスです』
・『私は彼に特別な感情を抱いています』
まとめ
「独自」は対象の能力や才能を、「特別」は対象の価値や意義を表す言葉と言えます。
両者は似ているようで違うので、文脈に応じて使い分ける必要があります。
