物事の状態や品質が悪いことを表す言葉には「悪い状態」や「低質」があります。
この記事では、「悪い状態」と「低質」の違いを分かりやすく説明していきます。
「悪い状態」とは?
「悪い状態」とは物事や人の状態が悪いことを表す言葉です。
この言葉に使われている「状態」は英語で“condition”や“situation”と書き、カタカナ語である「コンディション」や「シチュエーション」もよく使われます。
「悪い状態」は物の品質が悪いことや低いこと以外にも、体調がすぐれないことを表す時にも使うことが可能です。
「低質」とは?
「低質」とは商品や物体の品質が悪いことを表す言葉です。
「低質」はクオリティが低いことを表す言葉であり、こちらは「低品質」という言葉もよく使われます。
「低質」の類義語には「低俗」があり、物事や内容が俗っぽくて下品なものを示す時に使います。
「低質」は品質が悪いことや低いことを表す言葉であり、反対の意味になる「高質」という表現はほとんど使いません。
高い品質やクオリティが良いことを表す言葉には「高品質」を使います。
「悪い状態」と「低質」の違い
「悪い状態」は物体や身体の状態が悪いことを表す言葉です。
「悪い状態」は身体の不調を表す時にも使います。
「低質」は物体や商品の品質が悪いことを表す言葉です。
「悪い状態」の例文
・『風邪が長引いて悪い状態が続くと身体がしんどくなるので、ちゃんと休んでください』
・『経済的に悪い状態が続いているので、その国の通貨の価値は大きく変動しています』
「低質」の例文
・『その漫画は昔低質だと言って親世代に嫌われていたが、今では王道作品として親しまれています』
・『低質な紙を使っているせいかそのポスターはあまり発色がよくないので、作り直しを命令しました』
まとめ
「悪い状態」は物体や身体の状態が悪いことを表す言葉です。
「低質」は品質が悪いことを表す言葉であり、こちらは「低品質」もよく使われます。