この記事では、「病院へ行く」と「医者にかかる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「病院へ行く」とは?
「病院へ行く」とは、「診察してもらうために病院へ向かう」または「入院している患者と面会をするために病院へ赴く」などという意味合いで使われている表現です。
怪我をしてしまって手当てが必要だったり、身体の調子が良くなくて診断してもらう際などに「病院へ行く」という言い回しが使用されていますが、一方では「医師や看護師などが仕事をしに行く」などというニュアンスでも用いられている表現です。
「医者にかかる」とは?
「医者にかかる」とは、「病院や診療所などで診察を受ける」さまや「治療のために一定期間病院に通う」様子などを示す言い回しです。
具合や調子などが良くない時に病院に行って医者に身体の状態などを診てもらう、などという意味合いで用いられており、「かかる」という語は漢字では「掛かる」と表記しています。
「病院へ行く」と「医者にかかる」の違い
「病院へ行く」と「医者にかかる」は、どちらの言葉も「医師に診断してもらう」などという同じような意味合いで使われている表現です。
また一方では、さまざまな人がいろいろな理由で「病院へ行く」のに対し、「医者にかかる」は「患者が特定の医師から診断してもらったり治療してもらうために病院へ通う」などというニュアンスで使われており、双方の語句には微妙な違いがあると言えるでしょう。
「病院へ行く」の例文
・『病気で長らく入院している友人を見舞うために病院へ行く』
・『病院へ行くほどの症状ではない場合は近所の診療所でみてもらいましょう』
「医者にかかる」の例文
・『体調は優れませんが医者にかかるほどの症状ではありません』
・『大きな病院の医者にかかると費用もそれなりに発生してしまいます』
まとめ
「病院へ行く」と「医者にかかる」は、いずれも「身体の悪いところを診てもらう」などという意味で使われている表現です。
使用する際にはそれぞれの語句がもっている微妙なニュアンスの違いに注意をしながら上手に使い分けるようにしましょう。