この記事では、「悪い印象」と「芳しくない」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「悪い印象」とは?
相手へ与える印象が不快であることを「悪い印象」【わるいいんしょう】といいます。
どこか落ち着きがなかったり、性格が悪そうと思わせる見た目を指すのです。
また、「悪い印象を残す」というように、人が良いと思う考えができなかったり、行動を見せないと伝えられます。
このように、攻撃的であったり、やる気が無いといった相手に対してマイナスな「印象」しか与えない場面で使われている言葉です。
「芳しくない」とは?
事態は悪い方へ向かっているほど良くない状態を「芳しくない」【かんばしくない】といいます。
考えていた以上に経過が良くない場面で使われている言葉です。
使い方としては、「状態は芳しくない」というように容態はかなり良くないと伝えられます。
元々は癒されるほどかぐわしいという意味から生まれた言葉であり、ここから否定形にして、物事が好ましくないという意味で使うわけです。
「悪い印象」と「芳しくない」の違い
ここでは「悪い印象」と「芳しくない」の違いを、分かりやすく解説します。
周囲が関わりたくないと思うほどよろしくない印象を与えてしまうことを「悪い印象」といいます。
初めて会う人に頭が悪いとか、顔つきが良くない印象を与えてしまうのです。
もう一方の「芳しくない」は事態が良くない状況であるという意味で使われています。
このままでは一向に良くならないと思う状況で使われていますが、「悪い印象」は人に与える自分の中身や外見といったところに焦点を当てた言葉です。
「悪い印象」の例文
・『服の乱れから面接官に悪い印象を与えてしまった』
・『お見合い相手に悪い印象を与えたまま別れることになった』
「芳しくない」の例文
・『車に轢かれて両足を骨折した彼の怪我が芳しくない』
・『癌で治療を続けている妹の容態が芳しくない』
まとめ
容態や怪我の状態が良くないと思うときに使う言葉を取り上げました。
どのような状態を指すか調べて、使ってみるのもいい勉強方法になるでしょう。