この記事では、「堅い」と「ハード」の違いを分かりやすく説明していきます。
「堅い」とは?
「堅い」は「かたい」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「強くて、外からの力に負けない様子」という意味です。
2つ目は「確かであぶなげがない」という意味です。
3つ目は「ものごとをいいかげんに行わず、きちんと扱う様子」という意味です。
「堅い」の言葉の使い方
「堅い」は形容詞として使われたり、副詞として「教えを堅く守る」などと使われたり、名詞形として「態度に堅さが目立つ」などと使われます。
「かたい」と読む表記には「堅い」「固い」「硬い」がありますが、非常に使い分けが難しいために、対義語から使い方を見分ける方法があります。
「堅い」の対義語は「脆い(もろい)」、「固い」の対義語は「緩い(ゆるい)」、「硬い」の対義語は「軟らかい(やわらかい)」です。
ちなみに、下で紹介する「ハード」は「堅い・固い・硬い」全ての」の意味で使われます。
「ハード」とは?
「ハード」の意味は以下の通りです。
1つ目は「かたくて壊れにくい様子」という意味です。
2つ目は「困難で扱いにくい様子」という意味です。
3つ目は「ものごとが非常に激しい様子」という意味です。
4つ目は「コンピュータ用語でハードウェアの略」という意味です。
「ハード」の言葉の使い方
「ハード」は名詞・形容動詞として「ハードだ・である」「ハードな一日」「ハードな企画」などと使われます。
英語の「hard」が日本語化した言葉で、「物がかたい」「色・光がきつい」「問題が対処しがたい」「人・行為が頑固な」「ものごとが激しい」という意味です。
基本的に、「かたいこと全般」「程度が強いこと」「困難なこと」に幅広く使われます。
「堅い」と「ハード」の違い
「堅い」は「強くて、外からの力に負けない様子」「確かであぶなげがない」「ものごとをいいかげんに行わず、きちんと扱う様子」、対義語は「脆い」です。
「ハード」は「かたいこと全般」「程度が強いこと」「困難なこと」です。
まとめ
今回は「堅い」と「ハード」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。