この記事では、「ほっこり」と「ほんわか」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ほっこり」とは?
「ほっこり」の意味は以下の通りです。
1つ目は「いかにも気持ちがあたたまりそうな様子」という意味です。
2つ目は「ふくよかでやわらかい様子」という意味です。
3つ目は「つやがあって色合いがはっきりしている様子」という意味です。
4つ目は「ふかしてで湯気の出るさつま芋」という意味です。
「ほっこり」の言葉の使い方
「ほっこり」は副詞として「ほっこりする・した」「ほっこりさせる」「ほっこり系」などと使われます。
元々京都の方言、本来は「ひと仕事終えて、疲れたなと思いながらも安心してひといきつく様子」という意味で、一般的な使い方とは違います。
語源は「ほこる(物を焼く)」という言葉で、「物を焼くとあたたかくなること」から、「身体があたたまる」という意味で「ほっこり」として使われる様になりました。
「ほんわか」とは?
「ほんわか」とは、「心がなごんで、気持ちよく感じる様子」という意味です。
気持ちがやわらいで、のんびりと感じる様子を表します。
「ほんわか」の言葉の使い方
「ほんわか」は副詞として「ほんわかする・した」「ほんわかとした雰囲気」「ほんわか気分」などと使われ、語源には諸説あります。
1つ目は、英語を日本語化した語が元になっているという説で、どの英語なのかははっきりしていません。
2つ目は、「かすかな様子」という意味の「ほんのり」に「やんわか」という擬態語が組み合わさった語という説です。
3つ目は「軽くてやわらかい」という意味の「ふわふわ」が音変化したという説です。
「ほっこり」と「ほんわか」の違い
「ほっこり」は「いかにも気持ちがあたたまりそうな様子」です。
「ほんわか」は「心がなごんで、気持ちよく感じる様子」です。
まとめ
今回は「ほっこり」と「ほんわか」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。