この記事では、「認知度を上げる」と「知名度が上がる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「認知度を上げる」とは?
「認知度を上げる」とはそれがどういうものなのかを多くの人が理解している状況にさせることです。
認知度とはそれについて名前だけでなくそれがどういうもので何のためのものなのかまでがどれだけ広く知られているかを指します。
そのため認知度を上げるためにはただそういった名前のものがあると知らせるだけでなく、それで何ができてどこで利用できるのかなどまで周知させなければいけません。
「知名度が上がる」とは?
「知名度が上がる」とはそれの名前が広く知られるということです。
知名度とは名前がどれだけ広く知られているかであり、何をするためのものかは世間一般に知られていなくても、名前は聞いたことがあるという人が多ければそれは知名度が高いと言えます。
対象の実態や中身については知られていなくても問題ないので、極端な話ですがその名前を連呼するだけどCMや宣伝だけでも広範囲で行えば知名度は上がります。
「認知度を上げる」と「知名度が上がる」の違い
「認知度を上げる」と「知名度が上がる」の違いを、分かりやすく解説します。
対象について名前だけでなく用途や利用方法などまでを周知させるのが「認知度を上げる」です。
それに対して中身や実態を知られているかどうかは別にして、名前だけでも多くの人に覚えてもらうことが「知名度が上がる」ことになります。
「認知度を上げる」の例文
・『何度も公報を出し制度の認知度を上げる』
・『認知度を上げることで利用客も増えるはずだ』
「知名度が上がる」の例文
・『宣伝に力を入れた甲斐があり知名度が上がる』
・『印象的なフレーズに商品名を盛り込めば効率的に知名度が上がる』
まとめ
「認知度を上げる」と「知名度が上がる」の間には中身までしっかりと知ってもらえるかと名前だけでも知られてもらえれば問題ないという大きな隔たりがあります。
「認知度を上げる」には名前だけでなくどういったものなのかにまで興味を持って知ってもらわなければいけないので、名前に聞き覚えさえできればいい「知名度が上がる」よりも難しいものです。