「他人事」と「他人行儀」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「他人事」と「他人行儀」の違いとは?違い

この記事では、「他人事」「他人行儀」の違いを分かりやすく説明していきます。

「他人事」とは?

「他人事」「ひとごと・たにんごと」と読みます。

意味は、「自分には関係のない人に生じるものごと」という意味です。

自分とはつながりのない人に起きたことであり、関わる必要がないことを表します。


「他人事」の言葉の使い方

「他人事」は名詞・形容動詞として「他人事のような顔」「他人事とは思えない」などと使われます。

「他」「ほか」とも読、「自分以外の事柄」という意味、「人」「ひと」「人間」という意味、「事」「ことがら」「できごと」という意味、「他人事」「自分以外の人の出来事」になります。

基本的に、相手のことを知っている・知っていないに関わらず、その人の問題であり、自分と接点はないことに使われます。


「他人行儀」とは?

「他人行儀」「たにんぎょうぎ」と読みます。

意味は「まるで知らない人の様によそよそしく振る舞う様子」という意味です。

初めて会った人や、親しくない人の様にかたくるしい言葉を使ったり、素っ気なく振る舞う様子を表します。

「他人行儀」の言葉の使い方

「他人行儀」は名詞・形容動詞として「他人行儀だ・である」「他人行儀な話し方」などと使われます。

「他人+行儀」で成り立っている言葉で、「他人」「他人事」で紹介した通り「自分以外の人」という意味、「行儀」「礼儀の面からみた立ち居振る舞い」という意味、「他人行儀」で、「自分とは距離の遠い人に対する立ち居振る舞い」になります。

基本的に、相手のことを知っているのに、打ち解けない言動をする様子に使われる言葉です。

「他人事」と「他人行儀」の違い

「他人事」「相手のことを知っている・知っていないに関わらず、その人の問題であり、自分と接点はないこと」です。

「他人行儀」「相手のことを知っているのに、打ち解けない言動をする様子」です。

まとめ

今回は「他人事」「他人行儀」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

違い
違い比較辞典