この記事では、「大変心苦しいのですが 」と「大変心苦しい限りではございますが」の違いを分かりやすく説明していきます。
「大変心苦しいのですが」とは?
「大変心苦しいのですが」の「大変」は程度の大きなさまを意味する言葉です。
「心苦しい」は、心に痛みを感じるさま、申し訳なく思うさま、他を気遣うさま、という意味があります。
つまり、「大変心苦しいのですが」とは、非常に申し訳なく思うのですが、といった意味になります。
何かをお断りする際、申し訳ないという気持ちを込めて使用する場合やワンクッション入れてお断りしたい際などにも用いられる言葉になります。
「大変心苦しい限りではございますが」とは?
「大変心苦しい限りではございますが」の「大変」は程度の大きなさまを意味する言葉です。
「心苦しい」は、心に痛みを感じるさま、申し訳なく思うさま、他を気遣うさま、という意味があります。
加えて、「限り」には、時間や空間、数量・程度などの限界といった意味があり強調表現の一種になります。
「これ以上にないほどに」といった意味となり、より心苦しい気持ちを強調させることが可能です。
「大変心苦しいのですが 」と「大変心苦しい限りではございますが」の違い
「大変心苦しいのですが 」と「大変心苦しい限りではございますが」の違いを、分かりやすく解説します。
「大変心苦しいのですが 」と「大変心苦しい限りではございますが」は同じ意味として使用することができる表現方法です。
そのうえで、両者を比較した場合、「限り」を使用している「大変心苦しい限りではございますが」の方が、より申し訳ない気持ちを強調する表現方法になります。
「大変心苦しいのですが」の例文
・『大変心苦しいのですが、今回の件はなかったことにして頂きたい』
・『大変心苦しいのですが、今回は欠席させて頂きたいと思います』
「大変心苦しい限りではございますが」の例文
・『大変心苦しい限りではございますが、参加を遠慮させて頂きます』
・『大変心苦しい限りではございますが、入室はお断りしております』
まとめ
以上のように、申し訳ない気持ちを比較した際に違いのある2つの表現方法になります。