アストロンシリーズの第2世代と第3世代の違いとは?
この記事では、SEIKOのアストロン「5X」と「8X」の違いを分かりやすく説明していきます。
「5X」とは?
東京都中央区に本社を構える『セイコーグループ株式会社』が販売しているクオーツのブランド「セイコー・アストロン」の第3世代にあたります。
2018年11月29日に数量限定モデルとともに4機種を発売。
アストロン・シリーズ史上最高性能を切り口に市場へ参入しました。
特筆すべき機能を同社は5つ挙げていますが、ハード面としては前身機でより劇的に小型化を売り物にしていましたが、さらに「5X」は小型化、薄型を実現。
また高速タイムゾーン修正機能や自動時刻修正機能は精度を向上させています。
「8X」とは?
2012年に発売された第1世代のアストロンは「7X」シリーズでした。
2014年に新展開を見せたアストロンの第2世代が「8X」になります。
この時にも実は劇的な小型化をセールスポイントに挙げていました。
クロノグラフやシリーズ化していくデュアルタイムなどの新基軸を導入しつつ、それらの操作性は容易いものにするなどの意匠が込められています。
SEIKOのアストロン「5X」と「8X」の違い
「5X」と「8X」の違いを、分かりやすく解説します。
端的に言ってしまえば前者はシリーズ最新のラインナップかつ2018年に発売された第3世代だと言っていいでしょう。
このため第2世代の後者で好評だった要素はすべからく導入されているのが事実です。
消費電力を前々、前モデルと比較して75%、50%減に成功。
第1世代の「7X」から「8X」へは約30%のサイズダウンとなりましたが、さらなる消費電力の抑制により「8X」から「5X」へはさらにケースが15%、厚みも10%強薄くする事を実現しました。
これが外見では歴代のシリーズとの一目瞭然の違いだと言えるでしょう。
また2017年には準天頂衛星「みちびき」の追加3機が打ち上げられて、GPSとは違った準天頂衛星システムの導入が開始されました。
この新システムに対応、高速タイムゾーン修正機能に活用しているのも「8X」とは違った点だと言えるでしょう。
まとめ
「5X」はセイコークオーツ・アストロンシリーズの第3世代。
「8X」は第2世代にあたります。
既存シリーズで培った技術を活かしつつ、新基軸が盛り込まれたと言っていいでしょう。