「インダクタ」や「コンデンサ」は色々な製品に使われている電子部品です。
この記事では、「インダクタ」と「コンデンサ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「インダクタ」とは?
「インダクタ」とは流れる電流によって作られる磁界にエネルギーを蓄えることが可能な電子部品を示す言葉であり、こちらは受動素子に分類されています。
「インダクタ」は別名「インダクションタコイル」と呼ばれており、これによって形成されるエネルギーの単位はヘンリーで表されます。
「インダクタ」は回路図ではLで示されますが、こちらはレンツの法則を作ったハインリッヒ・レンツが由来です。
「インダクタ」は電気エネルギーを磁気の形によって蓄えることが可能な仕組みになっています。
「コンデンサ」とは?
「コンデンサ」とは電気を蓄えたり放出する電子部品を示す言葉であり、こちらは蓄電器やキャパシタと呼ばれています。
「コンデンサ」の特性は静電容量によって表され、こちらの単位はファラドを使います。
「コンデンサ」は直流を通さない仕組みもあることから絶縁目的で使うことも可能です。
「コンデンサ」は電圧を安定させたり信号を取り出すなど様々な働きする電子部品であり、様々な製品に使われています。
「インダクタ」と「コンデンサ」の違い
この2つは受動部品とよばれており、抵抗と合わせて様々な電子機器や製品に使われています。
「インダクタ」の例文
・『インダクタの仕組みを使ったコイルを作りました』
・『インダクタの記号はシンプルなので分かりやすいです』
「コンデンサ」の例文
・『秋葉原に行ってオーディオ機器に必要なコンデンサを刈ってきました』
・『コンデンサ1つで動作に違いが出ると思います』
まとめ
「インダクタ」や「コンデンサ」は色々な電子機器や製品に使われています。
これに抵抗を加えたものは受動部品とよばれており、現代の電子機器には欠かせない部品となっています。