この記事では、「甘長唐辛子」と「ししとう」の違いを分かりやすく説明していきます。
「甘長唐辛子」とは?
「甘長唐辛子(あまながとうがらし)」は、ナス科トウガラシ属に属している緑黄色野菜で、唐辛子(とうがらし)の甘味種です。
「甘長唐辛子」の果実がなる時期は地域差がありますが、だいたい5月〜10月頃です。
果実の未成熟は緑色ですが、成熟すると赤色になります。
果実の長さは約7㎝〜12㎝です。
未成熟果が食用に利用されています。
「ししとう」とは?
「ししとう(獅子唐)」はナス科トウガラシ属に分類されている多年草の一種で、園芸品種の夏野菜です。
正式名称は「ししとうがらし(獅子唐辛子)」になります。
「ししとう」は唐辛子の甘味種で、ピーマンと同種になります。
草丈は40㎝〜60㎝くらいです。
「ししとう」の開花時期は6月〜9月頃で、白色の花が咲きます。
また、6月〜10月頃に液果の実がなります。
果実は緑色ですが、熟すと赤色になります。
果実の長さは5㎝〜15㎝程度です。
「ししとう」の未成熟果実が食用になっています。
「甘長唐辛子」と「ししとう」の違い
「甘長唐辛子」と「ししとう」の違いを、分かりやすく解説します。
「甘長唐辛子」は辛みがほとんどありませんが、「ししとう」は「唐辛子」よりも辛くはないですが、「甘長唐辛子」に比べると、辛みがあります。
「甘長唐辛子」と「ししとう」は基本的に辛みは少ないのですが、たまに辛いものが混じっていることがあるので、注意が必要です。
「甘長唐辛子」と「ししとう」にはこのような違いが見られます。
まとめ
「甘長唐辛子」の別称には、「ジャンボししとう」、「甘とう美人」などがあります。
また、「甘長唐辛子」の英語表記は「Sweet red pepper」などになります。
そして、「ししとう」には、「ししとうがらし(獅子唐辛子)」、「甘とう」などの別名があります。
さらに、「ししとう」は英語で「Green pepper」などと表記します。
今回は「甘長唐辛子」と「ししとう」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「甘長唐辛子」と「ししとう」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。