「オマール海老」と「伊勢海老」の違いとは?分かりやすく解釈

「オマール海老」と「伊勢海老」の違いとは?違い

こちらの記事では、「オマール海老」「伊勢海老」の相違点を、分かりやすく説明していきます。

「オマール海老」とは?

オマール海老は、おまーるえびと読むべき言葉です。

前脚が鋏はハンマーに似ている形状をしている事から、フランス語でハンマーを意味するオマールを持つエビという意味でオマール海老と名付けられました。

そんなオマール海老は、英語名のlobsterからロブスターとも呼ばれる事も多く、エビ目ザリガニ下目アカザエビ科ロブスター属に分類されている甲殻類で、大きな鋏を持つのが特徴です。

ヨーロッパ大西洋岸や地中海に分布し、主に食用として利用されています。


「伊勢海老」とは?

伊勢海老は、いせえびと読むのが正解な言葉です。

元々は伊勢湾で多くとれる海老という意味が由来となって、伊勢海老と名付けられました。

そして伊勢海老は、十脚目イセエビ科の甲殻類に分類されているのです。

更に宮城県北部から南の太平洋岸に数多く分布している海老であり、特に日本では古くから食用として使用されています。


「オマール海老」と「伊勢海老」の違い

オマール海老と伊勢海老の文字表記を見比べてみると、オマールと伊勢という文字の違いがある事に気付けるものです。

所が後に続くのは同じ海老の漢字で、どちらも甲殻類に分類されぱっと見の見た目も似ています。

ただしオマール海老の方が体長が大きく育つ上に、鋏脚を持ちザリガニの仲間に分類する事が可能です。

伊勢海老の方は鋏脚はなく、日本人には古くから親しまれている高級食材となっています。

まとめ

2つの言葉には共通する漢字があるだけでなく、同じ食用の甲殻類でぱっと見の姿形も似ているのです。

ですが大きく異なる部分もあり、まずオマール海老はエビ目ザリガニ下目アカザエビ科ロブスター属に分類され、大きな鋏脚を持つのが特徴であり、どう猛な性質を有しています。

対する伊勢海老は十脚目イセエビ科に分類されており、鋏脚は持たず、日本では古くから食用として親しまれている海老です。

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