この記事では、「歩道」と「路側帯」の違いを分かりやすく説明していきます。
「歩道」とは?
「歩道」は「ほどう」と読みます。
意味は、「公道において、人が歩く様に車道と区別して設けた通路のこと」です。
車道とはっきり区別をつける為に、ガードレールで仕切ったり、一段高くするなどして、明確に「人が歩くところ」として区別された道のことです。
「歩道」の言葉の使い方
「歩道」は名詞として「歩道を歩く・歩いた」「横断歩道」などと使われます。
「歩」は「ある(く)」とも読み「足を運んで進む」という意味、「道」は「みち」とも読み「通るところ」という意味、「歩道」で「人が歩く様に作られた道」になります。
基本的に、人が最優先で車道とはっきり区別されているところを表します。
「路側帯」とは?
「路側帯」は「ろそくたい」と読みます。
意味は「歩道がない車道の端に設けられた、歩行者や自転車が通るための、白線の外側の部分」です。
歩道がある場合は単なる車線の外側扱いになり、車がはみ出しても良いことになっています。
なお、一本の白線で仕切られ、なおかつ許可された区域では、道路の端まで75センチの幅があれば駐車しても良いことになっています。
「路側帯」の言葉の使い方
「路側帯」は名詞として「路側帯を通行する・した」「路側帯に駐車する」などと使われます。
「路」は「人や車の行き来するみち」「道筋」という意味、「側」は「片方に寄ったところ」「かたわら」という意味、「帯」は「おび」「おび状の地域」という意味、「路側帯」で「道路のかたわらにある仕切られた区域」になります。
「歩道」と「路側帯」の違い
「歩道」は「人が歩く様に作られた道、車道とはっきり区別されている」です。
「路側帯」は「歩道がない車道の端に設けられた、歩行者や自転車が通るための、白線の外側の部分」です。
「歩道」の例文
「歩道」の例文は以下の通りです。
・『子供を連れて歩道を歩く』
・『横断歩道を渡る』
「路側帯」の例文
「路側帯」の例文は以下の通りです。
・『自転車で路側帯を通る』
・『路側帯に駐車されて通れなくなる』
まとめ
今回は「歩道」と「路側帯」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。