「クミンシード」と「クミン」の違いとは?分かりやすく解釈

「クミンシード」と「クミン」の違いとは?違い

クミン=クミンパウダー?

この記事では、「クミンシード」「クミン」の違いを分かりやすく説明していきます。

「クミンシード」とは?

文字通りに「クミン」の種を乾燥させたものです。

見た目はザワークラウトやシュークルトに入っているキャラウェイシードに似ていますが全く違ったものになります。

比較的「クミンシード」は入手しやすいスパイスの1つです。


「クミン」とは?

セリ科の一年草として有名。

日本における「クミン」の自給率は0%であり、完全に輸入に頼っているスパイスの1つだと言えるでしょう。

乾燥している風土が栽培に適した植物であり、梅雨や台風など多雨で高湿度な日本では育成しづらいのが特徴です。

また原産地エジプトをはじめとしたアフリカ、中東、インドから極めて安価な価格で輸入できる事が国内で栽培業者が存在しない主因とも言えるでしょう。

もはや世界的料理にもなった日本風のカレーには定番のスパイスです。

昨今では『ハウス食品』や『グリコ』『SB食品』など大手食品メーカーから容易に入手できるようになりました。

店頭で入手できるものは乾燥させた「クミンシード」をさらに粉砕し粉末状にして容器に詰めた「クミンパウダー」でこちらを指して「クミン」と呼ぶ場合も普遍的だと言えます。


「クミンシード」と「クミン」の違い

「クミンシード」「クミン」の違いを、分かりやすく解説します。

「クミンシード」はセリ科の一年草のクミンから採取された種子を乾燥させたものです。

「クミン」は植物自体を指す場合と「クミンシード」を粉末状に加工したクミンパウダーを指す場合の2つのケースが一般的だと言えるでしょう。

まとめ

「クミン」はセリ科の一年草「クミン」の呼称であるとともに「クミンシード」を粉砕して粉末化した「クミンパウダー」を指す2つのケースで使われます。

「クミン」は粉末化されたスパイス状での輸入される事が圧倒的に多いためであり、それが「クミン」=「クミンパウダー」の認識に繋がっていると言って構いません。

実際に市販のカレールーやカレー粉には「クミン」としか表記されていないのが事実です。

「クミンシード」「クミン」の乾燥させた種であり、種の状態そのままで輸入されます。

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