「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の違いとは?分かりやすく解釈

「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の違いとは?違い

この記事では、「インカムゲイン」「キャピタルゲイン」の違いを分かりやすく説明していきます。

「インカムゲイン」とは?

「インカムゲイン」とは資産を保有し続けることで得られる利益です。

例えば会社の株券を持っているとその会社が出した利益の一部が配当金として株主に分配されます。

この株主への配当として渡されるお金がインカムゲインの一種です。

他にも不動産を賃貸として運用している場合の家賃であったり債権の利子などもインカムゲインになります。

インカムゲインは一度貰ったらおしまいではなく、その資産を保有し続けている限り継続的に得られる利益です。


「キャピタルゲイン」とは?

「キャピタルゲイン」とは資産を売却することで得られる利益です。

株券や不動産などのインカムゲインを得られる資産でも、車や事業に使っていた機械などのインカムゲインを生まない資産であっても、売却して得られた利益は全部キャピタルゲインになります。

当然ですが資産を売却したらそれはもう自分の資産ではなくなるので、キャピタルゲインを得られるのは一度だけです。

その資産の売値と考えればとてもわかり易いでしょう。


「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の違い

「インカムゲイン」「キャピタルゲイン」の違いを、分かりやすく解説します。

資産を保有し続けていると得られる利益が「インカムゲイン」で、資産を売却することで得られる利益が「キャピタルゲイン」です。

「インカムゲイン」はその資産を持ち続けている間は継続的に利益を受け取り続けられます。

それに対して「キャピタルゲイン」は手放すことで代わりに得られるお金なので一度きりしか受け取れません。

まとめ

「インカムゲイン」は資産を持っている間に貰える利益と少しわかりにくいですが、「キャピタルゲイン」は資産を売ったお金と単純明快です。

インカムゲインは利子や配当金など具体的な例と関連付けて覚えると意味を把握しやすいでしょう。

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