この記事では、「マウンテンパーカー」と「モッズコート」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マウンテンパーカー」とは?
マウンテンパーカーは、mountain parkaとも表記可能な言葉です。
文字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、山という意味を持っているマウンテンの文字に、フード付きの衣類という意味を有するパーカーの文字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそマウンテンパーカーは、フード付きの登山用防寒ジャケットを表すのです。
「マウンテンパーカー」の言葉の使い方
マウンテンパーカーは、フード付きの防寒ジャケットという意味で使われている言葉となっています。
マウンテンの言葉が付いている事から分かる様に、元々は登山をする際の防寒ジャケットとして開発されたものですが、現在は日常生活の中でも利用されており、ファッションアイテムの1つとしてこの言葉が駆使されたりもするのです。
「モッズコート」とは?
文字表記を目にすれば分かる事ですが、1950年代後半から60年代にかけてイギリスのロンドン周辺での若者のライフスタイルを表していたモッズの文字に、服の上に着る外套といった意味があるコートの文字を組み合わせる事で完成した言葉となっています。
以上の事からモッズコートは、アメリカ陸軍の野戦用パーカーを原形としたコートを示すのです。
「モッズコート」の言葉の使い方
モッズコートは、アメリカ陸軍が採用していたパーカーを元にしたコートに対して用いるべき言葉となっています。
元々は軍用パーカーだったため、元の愛称であるM-51という呼び方もされたりするコートです。
「マウンテンパーカー」と「モッズコート」の違い
マウンテンパーカーとモッズコートの文字表記を比較すると、大半の文字も読み方も違っている事に気付く事が出来ます。
所がどちらもフード付きの衣類であるため、混同する恐れはないとは言えません。
ただしマウンテンパーカーは、登山用の防寒ジャケットとして生み出されたものです。
一方のモッズコートは、米軍の野戦用パーカーが、1950年代後半にロンドンの若者のファッションアイテムとして取り入れられた事が切っ掛けでこんな風に呼ばれる様になりました。
まとめ
2つの言葉は、フード付きの洋服を指し示す言葉であり、形状的には似た部分があります。
とはいえマウンテンパーカーは、元はアウトドア用の防寒ジャケットに対して使われる言葉です。
対するモッズコートは、アメリカ軍の野戦用パーカーがベースとなり、ファッションアイテム化したものの呼び名として用いられています。