「ホールトマト缶」と「カットトマト缶」の違いとは?分かりやすく解釈

「ホールトマト缶」と「カットトマト缶」の違いとは?製品・商品

スーパーの缶詰売り場に行くと、料理用のトマトを缶詰にして売っている「ホールトマト缶」という名前のものがあるのを見つけることがあります。

それでは、この「ホールトマト缶」とはどういう意味でしょうか。

また、「カットトマト缶」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「ホールトマト缶」「カットトマト缶」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ホールトマト缶」とは?

「ホールトマト缶」とは、「ホールトマト」つまり丸いままのトマトを水煮したあとに缶詰にして保存期間を伸ばしたものです。

「ホール」とは英語の「whole」であり、「全体」とか「そのまま全部」という意味の言葉です。

多くの場合は煮物料理などに使われますが、一般的には潰して使われます。

使われるトマトの種類としてはイタリア産の煮込むことで味が出るタイプのものが多いと言えます。


「カットトマト缶」とは?

「カットトマト缶」とは、「カットトマト」つまり丸いトマトを角形にカットしたものを缶詰にして保存期間を伸ばしたものです。

カットされているために、その形のままで料理に使用されることが多く、料理の最後に加えられます。

産地はイタリア産のものが普通でしたが、最近では中国産のものも多くなっています。


「ホールトマト缶」と「カットトマト缶」の違い

「ホールトマト缶」「カットトマト缶」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つの言葉は、トマトを水煮したものを缶詰にしたものであることは同じですが、最終的な処理方法が違い、それによって使用される料理にも違いが出てきます。

処理方法の違いを端的に言うと、「ホールトマト缶」は丸いままのトマトがそのまま入っているのに対して「カットトマト缶」は丸いトマトを角切りにしたものが入っています。

この違いによって、使われる料理としては、「ホールトマト缶」が、形がなくなるくらいまで煮込むことによって、パスタのソースや多くの煮込み料理に使用されます。

一方「カットトマト缶」は、あらかじめカットしてある形を生かして、そのまま使ったり、煮物などに使用する場合は煮込まないで最後に加えます。

まとめ

この記事では、「ホールトマト缶」「カットトマト缶」の違いを、解説してきました。

この2つに関しては、使われる料理法をある程度想定した処理方法になっています。

この機会に様々なトマト料理を試してみるのも楽しいでしょう。