「陰険」と「陰湿」の違いとは?分かりやすく解釈

「陰険」と「陰湿」の違いとは?言葉の違い【2語】

この記事では、「陰険」【いんけん】と「陰湿」【いんしつ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「陰険」とは?

相手と一緒に行動しながら心の中では蹴落としてやろうと企んでいる人を「陰険」【いんけん】といいます。

このような人は、相手と同じ意見や考え方を見せつつ内面は嫌い、悪意さえ抱いているのです。

そのため、裏では悪口を言ったり、秘密にしている話も平気で言い触らしては嫌われて孤立するように仕向けるなど、根性の悪さが見えてしまいます。


「陰湿」とは?

いつも人を不幸にしてやろうと思う陰気さがある人の様を「陰湿」【いんしつ】といいます。

じめっとしていつまでも人を恨む気持ちを持つ人は顔に「陥れてやる」といった異様な暗さが出ているのです。

このような人はいつも目つきが悪く、人を信用せず壁をつくっては寄せ付けない怖さがあります。

そのため人が寄らず、いつも孤立しては人を嫌い、憎む気持ちが強くなっていくのです。


「陰険」と「陰湿」の違い

「陰険」「陰湿」の違いを、分かりやすく解説します。

自分は相手にとって味方であり、何でも相談にのれる良い人だと近づいておいて、実は陥れてやろうと思っている邪悪な心を持つ人を「陰険」といいます。

このような心が荒んだ人は楽しそうにする者を見ると苛立ち、嫌うところがあるのです。

もう一方の「陰湿」は、じめっとした暗い場所に生えたカビのように心が黒く染まっている人を指します。

仲間の悪口を言ったり、いじめても反省しないといった嫌なところがある人を指すのです。

「陰険」の例文

・『親友と思っていたが、裏では人を馬鹿にして喜ぶ陰険な奴だった』
・『陰険な教師は出来の悪い生徒の悪口を吹き込み、孤立させた』

「陰湿」の例文

・『陰湿な夫は近所に住む男性の画像を密かにばら撒き、捕まった』
・『掲示板では芸能人の秘密を書き込んで喜ぶ、陰湿な人が増えている』

まとめ

似ているような意味を持つ言葉ですが、少し使い方に違いがありますので、自分なりにどのような人に当てはまるか使い分けてみるといいでしょう。