「支障が生じる」と「支障が出る」の違いとは?分かりやすく解釈

「支障が生じる」と「支障が出る」の違いとは?言葉の違い【2語】

この記事では、「支障が生じる」「支障が出る」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「支障が生じる」とは?

自分が取り掛かろうとする事柄を邪魔する弊害が起きることを「支障が生じる」【ししょうがしょうじる】といいます。

例えば、光通信して自宅から遠隔操作で仕事しようと思えばサーバーが混み合って繋がらず、やるべきことができないといった状況を指すわけです。

このように、普段なら問題なく使える状況であるのに何かしらの障害が起きて通常に使えないといった状況を意味します。


「支障が出る」とは?

問題が起きて、正常に使えないといった状況を表すのが「支障が出る」【ししょうがでる】です。

例えば、電線の修理を始めるため工事に取り掛かろうとすれば突風が起きて電柱に近づけなかったり、テストを始めようとすると人が答案用紙を持って逃げるといった妨げになる問題が起きてしまう状況を表すのです。

このように不都合が起きたり、危惧される問題が起きるといった場面を指します。


「支障が生じる」と「支障が出る」の違い

「支障が生じる」「支障が出る」の違いを、分かりやすく解説します。

これから実行していい成果を出そうとした矢先、問題が立ちはだかる状況を「支障が生じる」といいます。

たいていは物事が悪い状態になるほど影響をもたらし、困る状況になるといった場面で使われている言葉です。

もう一方の「支障が出る」は、今から取り掛かろうとする人にとってかなり都合が悪く、問題が起きて困るといった出来事が起きてしまった状態を表します。

工場であれば、大雪のため部品の納入が送れてしまえば製品を組み立てられないといった問題が起こるのです。

「支障が生じる」の例文

・『電波に支障が生じるのを避けるため、混む時間を避ける』
・『支障が生じたため急遽同僚の携帯を借りて部長に電話した』

「支障が出る」の例文

・『海外から半導体が届かないので、商品の製造ラインに支障が出た』
・『社員が事故で急に会社を休んだとき、仕事に支障が出て困った』

まとめ

とても似ている言葉ですが、自分にとって都合が悪くなるのが「障害が生じる」で、正常に事が運ばない問題が起きることを「障害が出る」と覚えておくといいでしょう。