「お見知りおきください」と「ご承知おきください」の違いとは?分かりやすく解釈

「お見知りおきください」と「ご承知おきください」の違いとは?違い

この記事では、「お見知りおきください」「ご承知おきください」の違いを分かりやすく説明していきます。

「お見知りおきください」とは?

「お見知りおきください」とは、「大切な相手に対して、自分の名前や顔を覚えておいて欲しい」とお願いする丁寧な表現です。


「お見知りおきください」の言葉の使い方

「お見知りおきください」は、ビジネス用語として使われます。

「お見知り」「お」は相手の動作や状態を敬う接頭辞、「見知り」は動詞「見知る」の連用形で「直接見て覚える」という意味、「おき」は動詞「置く」の連用形で「そこに位置させる」から転じて「心をそこにとどめる」という意味、「ください」「くれ」のれ尊敬語です。

基本的に、ビジネスで重要な相手と初対面の挨拶に使われる言葉です。


「ご承知おきください」とは?

「ご承知おきください」とは、「前もって事情を理解しておいて欲しい」とお願いする丁寧な表現です。

「ご承知おきください」の言葉の使い方

「ご承知おきください」は、は、ビジネス用語として使われます。

「ご承知」「ご」は相手の動作や状態を敬う接頭辞、「承知」「事情などを分かること」「要求を聞き入れること」という意味、「おき」「心をそこにとどめる」という意味、「ください」「くれ」のれ尊敬語です。

基本的に、ビジネスで相手に了解を得る時に使われる言葉です。

「お見知りおきください」と「ご承知おきください」の違い

「お見知りおきください」「大切な相手に対して、自分の名前や顔を覚えておいて欲しいとお願いする敬語表現」です。

「ご承知おきください」「前もって事情を理解しておいて欲しいとお願いする敬語表現」です。

「お見知りおきください」の例文

「お見知りおきください」の例文は以下の通りです。

・『来月から着任いたしますので、お見知りおきください』
・『彼は新しい秘書になりますので、お見知りおきください』

「ご承知おきください」の例文

「ご承知おきください」の例文は以下の通りです。

・『休日が入る場合はお支払いが前倒しになることをご承知おきください』
・『会場では全て禁煙になりますことをご承知おきください』

まとめ

今回は「お見知りおきください」「ご承知おきください」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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