この記事では、「要望に応える」と「希望に沿う」の違いを分かりやすく説明していきます。
「要望に応える」とは?
「要望に応える」は「ようぼうにこたえる」と読みます。
意味は、「相手が実現させてほしいと強くお願いすることに対して、好ましい結果になる様に行動すること」
「要望に応える」の言葉の使い方 「要望に応える」は動詞として「要望に応える・応えた」「要望に応えて」などと使われます。 「要望+に+応える」で成り立っている語で、「要望」は「実現して欲しいと強く願うこと」という意味、「に」は助詞、「応える」は「返事する」「働きかけに対して、それに見合うような態度を示す」という意味、「要望に応える」で「実現して欲しいと強く願う働きかけに対して、見合う様な態度を示すこと」になります。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 「希望に沿う」とは?
「希望に沿う」は「きぼうにそう」と読みます。
意味は「相手がこうしてほしいと期待していることに従って対処すること」です。
「希望に沿う」の言葉の使い方
「希望に沿う」は動詞として「希望に沿う・沿った」「希望に沿って」などと使われます。
「希望+に+沿う」で成り立っている語で、「希望」は「あることを実現して欲しいと期待すること」という意味、「に」は助詞、「沿う」は「方針や基準となるものに従い、それから離れないようにして何かを行う」という意味、「希望に沿う」で、「実現して欲しいと期待することの基準に従って行動すること」になります。
「要望に応える」と「希望に沿う」の違い
「要望に応える」は「実現して欲しいと強く願う働きかけに対して、見合う様な態度を示すこと」です。
「希望に沿う」は「実現して欲しいと期待することの基準に従って行動すること」です。
「要望に応える」の例文
「要望に応える」の例文は以下の通りです。
・『政治家が有権者の要望に応える』
・『お客様の要望に応えて復刻版を販売する』
・『従業員の要望に応えて喫煙所を作る』
「希望に沿う」の例文
「希望に沿う」の例文は以下の通りです。
・『希望に沿った家づくりを請け負う』
・『お客様の希望に沿うプランをおすすめする』
・『このたびはご希望に沿えず大変申し訳ございません』
まとめ
今回は「要望に応える」と「希望に沿う」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。