「定期預金」と「積立預金」の違いとは?分かりやすく解釈

「定期預金」と「積立預金」の違いとは?違い

この記事では、「定期預金」「積立預金」の違いを分かりやすく説明していきます。

「定期預金」とは?

「定期預金」とは、あらかじめ預金する期間を定めたうえで金融機関に対してお金を預ける預金となります。

「定期預金」は、あらかじめ定めた期間、すなわち満期をむかえるまでは自由に引き出せない代わりに、普通預金よりも金利が高いという特徴があります。

「定期預金」は、通常、満期をむかえるまで引き出せませんが、銀行ごとの通常より低い約定金利で解約できます。

定期預金の金利は、銀行によって異なっており特定の条件を満たすと1年で最高0. 30%、通常で0. 002%の大手銀行もあります(2023年1月現在)。

参考までに、定期預金金利0. 002%の銀行の普通預金金利は年0. 001%となります。

1年間100万円を預けた場合には、年0. 001%の普通預金金利で10円の利息がつき、年0. 002%の定期預金金利で20円の利息がつきます。


「積立預金」とは?

「積立預金」とは、「積立定期預金」のことで、定期的に毎月決まった日に金融機関に対してお金を預ける預金となります。

「積立定期預金」は、普通預金口座から毎月決まった日に決まった金額を引き落とす方式に加えて、ATMからの増額積やボーナスを利用した増額積み立てができます。

毎月の最低積立金額は、金融機関によって500円から5000円などの違いがあります。

「積立定期預金」の金利は、多くの場合に最初に設定した時の金利で固定される固定金利で、定期預金よりも低いもしくは同じ場合が多く、普通預金よりも高くなります。

「積立定期預金」は、「定期預金」と同様に満期までは引き出せず低い約定金利で解約できるものとなります。

また、「積立定期預金」は、月ごとの定期預金となるため一部の機関のみ解約することもできます。

メリットは普通預金と違いいつでも簡単に引き出せないので一定期間後に目標金額をためることに向いているという点です。


「定期預金」と「積立預金」の違い

「定期預金」「積立預金」の違いを、分かりやすく解説します。

「定期預金」は、あらかじめ一定の金額を預けて満期を迎えるまで引き出せない預金であるのに対し、「積立預金」は、毎月の一定の積立金額を預けて月ごとの定期預金になるという違いがあります。

まとめ

「定期預金」「積立預金」の違いについて説明しました。

「定期預金」は、あらかじめ預金する期間を定めたうえで金融機関に対してお金を預ける預金となります。

「積立預金」は、「積立定期預金」のことで、定期的に毎月決まった日に金融機関に対してお金を預ける預金となります。

どちらの場合も満期をむかえずにお金を受け取るためには解約する必要があります。

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