この記事では、「理路整然」と「支離滅裂」の違いを分かりやすく説明していきます。
「理路整然」とは?
「理路整然」は「りろせいぜん」と読みます。
意味は「ものごとがきちんと道理に当てはまっている様子」です。
主に文章や口述による説明に矛盾がなく、最初から最後まで筋が通っている様子を表します。
「理路整然」の言葉の解説
「理路整然」は「道理が整っている様子」という意味の四字熟語です。
特に語源や出典などはなく、漢字の意味から使われています。
「理路」は「ものごとの正しい道筋」という意味、「整然」は「秩序だっている様子」戸という意味、「理路整然」で「ものごとに正しい道筋がついていて、秩序だっている様子」になります。
「支離滅裂」とは?
「支離滅裂」は「しりめつれつ」と読みます。
意味は「ある事柄の内容がばらばらで、一貫性に欠けている様子」です。
の意味は以下の通りです。
主張や発言において、内容に矛盾が見られ、結局何を言いたいのか、どうしたいのかさっぱり理解できない様子を表します。
日常では「言動が一致していないことのたとえ」として使われることもあります。
「支離滅裂」の言葉の解説
「支離滅裂」は「はなればなれになり、ばらばらに分かれている様子」という意味の四儒熟語です。
特に語源や出典などはなく、漢字の意味から使われています。
元の意味から転じて「支離」は「めちゃくちゃになる」という意味、「滅裂」は「統一性がない」「形を失う」という意味、「支離滅裂」で「統一性がなくめちゃくちゃな様子」になります。
「理路整然」と「支離滅裂」の違い
「理路整然」は「ものごとに正しい道筋がついていて、秩序だっている様子」です。
「支離滅裂」は「統一性がなくめちゃくちゃな様子」です。
まとめ
今回は「理路整然」と「支離滅裂」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。