この記事では、「母性本能」【ぼせいほんのう】と「父性本能」【ふせいほんのう】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「母性本能」とは?意味
子どもを愛し、育てたいと思う本能を「母性本能」【ぼせいほんのう】といいます。
このような気持ちがあるからこそ、子どもに母乳を与えたいとか、危険なことから守ってあげたいと思うのです。
何かあれば身をていして子どもを守り、成長するまでしっかり育てるといった強い気持ちを持って育てます。
このようなところから、仕事ができない、片付けられない男性に対しても「母性本能」が働けば放っておけず、なんとかしようと行動するのです。
「父性本能」とは?意味
子どもを放っておけないという男性の気持ちを「父性本能」【ふせいほんのう】といいます。
か弱い女性やまだ体が小さくて自分の身が守れない者に対して持つ感情であり、体格のいい男として、いざとなれば力で守ってあげたいと思う気持ちが強く出る本能を意味するわけです。
このような本能が強く出た父親は家族を守ってあげたいという気持ちになり、問題が起これば率先して行動する動きに出ます。
「母性本能」と「父性本能」の違い
「母性本能」と「父性本能」の違いを、分かりやすく解説します。
無邪気な笑顔で近寄って来る子どもを愛したいと思う気持ちになるのが「母性本能」といいます。
この本能を持つ女性はお金がない男でも愛してあげたいという気持ちになるのです。
もう一方の「父性本能」は、男として子どもを守りたい、放っておけない気持ちが強く出るわけです。
このことで、家族のために頑張って働き、お金を貯めて家を建ててあげたい、旅行に連れて行って楽しませるといった気持ちになるでしょう。
「母性本能」の例文
・『母性本能が働く女性は子煩悩で主婦に向いている』
・『母性本能をくすぐられると駄目な男性も放っておけない』
「父性本能」の例文
・『家族に不自由のない生活させたいと思うのは父性本能の表れだ』
・『父性本能が働く夫は先頭に立って家族を非難させた』
まとめ
どちらも大人が持つ本能ですが、女性なら子どもに対して働くものを「母性本能」になり、守りたいと思う男性の気持ちが強く出るのが「父性本能」を持つと覚えておくといいでしょう。