この記事では、「軒数」と「件数」の違いを分かりやすく説明していきます。
「軒数」とは?
軒数は、けんすうと読むべき言葉です。
文字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、家屋やひさしといった意味を持っている軒の文字に、かずとか、かぞえるといった意味を有する数の漢字を付け加える事により誕生した言葉となっています。
以上の事から軒数は、家の数が戸数といった意味を示すのです。
「軒数」の言葉の使い方
軒数は、戸数といった意味の言葉として用いられています。
具体的には、家の数やお店の数といった家屋や建物の数といった意味を表現する言葉として、使用されているのです。
「件数」とは?
件数は、けんすうと読むのが正解な言葉となっています。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事ですが、事柄という意味の件の漢字に、すうじやかずといった意味がある数の漢字を付け足す事で成立した言葉です。
だからこそ件数は、事故や事件の数といった意味を表します。
「件数」の言葉の使い方
件数は、事柄の数といった意味の言葉として使われているのです。
特に事件や事故といった事柄に対し、事件件数とか事故件数といった表現でこの言葉が使用されているのを、見掛ける事が出来ます。
「軒数」と「件数」の違い
軒数と件数の漢字表記を比べれば、最初の漢字が軒と件という違いがある事に気付けるものです。
所が2文字目は同じ数の漢字であり、しかも共に、けんすうと同じ読み方をする点がややこしかったりします。
とはいえ最初の漢字が違う事で、表す意味合いにも違いを見出す事が可能です。
まず軒数は、家や店の数を表します。
一方の件数は、事柄の数を示すのです。
まとめ
2つの言葉は2文字目の漢字が同じ上に、同じ読み方をする言葉同士となっています。
ですが最初の漢字が違う事で、示す意味にも相違点を見出す事が可能です。
ちなみに軒数は、家の数や戸数といった意味に使われる言葉となっています。
対する件数は、事故や事件といった事柄の数という意味を示す言葉として、用いられているのです。