この記事では、「月報」と「日報」の違いを分かりやすく説明していきます。
「月報」とは?
月報は、げっぽうと読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、つきや一年を十二分した期間といった意味の月の漢字に、ほうこくといった意味がある報の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ月報は、毎月出される報告や印刷物といった意味を表すのです。
「月報」の言葉の使い方
月報は、月に一度の割合で毎月出されている報告といった意味で使われる事が多い言葉となっています。
他にも新刊の全集等に添えられている小冊子を表現する言葉として、この月報という言葉が使用されていたりするのです。
「日報」とは?
日報は、にっぽうと読むべき言葉となっています。
文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、ひや一昼夜といった意味を持つ日の文字に、知らせとか通知といった意味を有する報の漢字を付け加える事で完成した言葉です。
以上の事から日報は、毎日行う報告や報道といった意味を示します。
「日報」の言葉の使い方
日報は主に、毎日出されている報告といった意味に用いられる言葉です。
特に業務等でその一日で起きた事を報告するという意味の言葉として、業務日報という表現を見掛ける事が出来ます。
「月報」と「日報」の違い
月報と日報の漢字表記を見れば、最初の漢字が月と日という明らかな違いがある事に気付く事が可能です。
所がその後の漢字は、どちらも報であり、共に報告といった意味を所有する言葉同士となっています。
ただし報告の頻度に違いがあり、月報は、毎月出される報告を表すのです。
一報の日報は、毎日出される報告を示します。
まとめ
2つの言葉は、最初の漢字に違いがある事で、示す意味合いにも相違点を見出す事が可能です。
ちなみに月報は、月に一度出される報告といった意味の言葉として使われています。
対する日報は、毎日出される報告といった意味の言葉として用いられているのです。
