「探訪」と「探索」の違いとは?分かりやすく解釈

「探訪」と「探索」の違いとは?違い

この記事では、「探訪」【たんぼう】と「探索」【たんさく】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「探訪」とは?意味

自分の足で歩いて現地へ訪れることを「探訪」【たんぼう】といいます。

どこに何があるのか実際に辿ってみて、建物の魅力や過去に住んでいた者の考え方について知ることという意味があるわけです。

食の歴史を「探訪」するときは、自分の舌の好みに合う料理を見つけるために歩くといった意味になります。

このように、自分が気になる物を調べて魅力を知るといった意味合いで使われている言葉です。


「探索」とは?意味

大がかりな物を探して捜索するといったときの行為を「探索」【たんさく】といいます。

火山噴火したとき、海底からマグマが噴出して、海水で冷やされてかたまった島になったとき特殊な機械を用いて形状や大きさを調査し、結果を書き留めるわけです。

その道の専門家が実際に現地へ出向いてドローンを飛ばしたり、機械で大きさを測るなどして捜索するという意味があります。


「探訪」と「探索」の違い

「探訪」「探索」の違いを、分かりやすく解説します。

実際に現地へ行き、建物や場所の魅力を肌で感じて楽しむといった意味があるのが「探訪」です。

電車で一人旅しながら探りたい場所に行って散策しつつ歴史を調べてみたり、知識を身につけます。

もう一方の「探索」は、自分が調べる行為を指す言葉です。

雑誌を書くルポライターが現地を歩いて記事を書くときは「探訪記者」といい、現地を訪問して歴史を探るという意味があります。

「探訪」の例文

・『王の墓を探訪して、歴史を知ることが何よりの趣味である』
・『路地裏にある飲み屋を探訪して、自分好みの店を探す』

「探索」の例文

・『鍾乳洞の中を念入りに探索して、どのくらい前にできたか知る』
・『遺跡を探索して、誰がどのような政治活動していかた調べる』

まとめ

同じ意味がある言葉をご紹介しましたが、「探訪」は探るために訪問するか、探して捜索することを「探索」と覚えておきましょう。

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