「和食」と「日本食」の違いとは?分かりやすく解釈

「和食」と「日本食」の違いとは?違い

この記事では、「和食」「日本食」の違いを分かりやすく説明していきます。

「和食」とは?

「和食」は、懐石料理や郷土料理などで一食あたりに一汁三菜を基本に献立た食事を意味します。

なので、鍋ものは、「和食」にならず、その理由は一汁山菜の原則にないがゆえ鍋物は、「日本食」となります。

なお、一汁山菜は、味噌汁、おかず3品になり、この基本ベースを守ると「和食」となります。


「日本食」とは?

「日本食」は、日本人が好む食事とか、日本人が生活していくうえで身に着けアップグレードしていった食事のことです。

なので、串カツとかお好み焼きのように生活をしていくうえでアップグレードしていく食事は、「日本食」「日本食」は別に、一汁山菜のベースにあらずとも構いません。

よって、タコ焼きを食事であると言えば、それが「日本食」となるのです。


「和食」と「日本食」の違い

両者の違いは、食事の中にテーマ性があり、一汁山菜に食のテーマがあるか否かです。

懐石料理などは、汁物一つにおかず三品がベースですが、「日本食」は、別に日本人が生み出した料理であれば、タコ焼きでも「日本食」になります。

よって、両者の違いは食事の中にあるテーマ性です。

「和食」の例文

・『懐石料理の和食を注文する』

「日本食」の例文

・『日本食は別に日本人が作らずとも日本の文化を理解できれば外国の方が調理しても日本食である』

まとめ

「和食」については、テーマ性があり、汁物一つにおかず三品というルールがあります。

なのでこのベースを守ると懐石料理というものが代表に上がり、鍋ものは、「日本食」になり、こちらは別に日本で生まれた食事全般を意味するので食事であると定義すれば、和風スパゲティも「日本食」です。

なぜなら、和風スパゲティは、日本人がスパゲティーニというイタリアで生まれた麺類を使って日本の食材を生かして生み出した日本の料理なので、「日本食」になります。

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