「電動車椅子」と「シニアカー」の違いとは?分かりやすく解釈

「電動車椅子」と「シニアカー」の違いとは?違い

この記事では、「電動車椅子」【でんどうくるまいす】と「シニアカー」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「電動車椅子」とは?意味

普通の車椅子を電動で動かせるようモーターが付いているのが「電動車椅子」【でんどうくるまいす】と言います。

大小の車輪が4個ある車椅子は多少きつい傾斜でも快適に動きますし、段差も乗り越えられるよう設計されているのが魅力的です。

両腕を使って車輪を回す必要がなく、電動で車輪が回るので快適に前に走行できます。

後退するなど快適に前後に動くのが利点です。

手元にあるジョイスティクレバーで前後左右へ自由に動かせるので、行きたい方向へ簡単に移動できますし、狭い室内でも小回りが利きます。


「シニアカー」とは?意味

見た目はスクーターに似ていますが、前輪が2輪で、後輪が1輪というつくりの電動カートを「シニアカー」と呼びます。

3輪であるため横に転倒せず高齢者でも安全に乗れますし、カーブでも横転しにくいので安心です。

サイズは全長が約120cmで、重量は90㎏ほどになり、充電式になります。

一度充電すれば30キロ走行できるものが多く、近所の薬屋に行ったり、スーパーで買い物するため往復することも無理なくできるでしょう。

たいてはバッグを入れられるカゴが取り付けられていますし、座る部分は普通の椅子に座れる形状のシートになっていますので、快適な走行ができるバイクです。


「電動車椅子」と「シニアカー」の違い

ここでは「電動車椅子」「シニアカー」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも走行者として道路交通法で扱われているので、特別な資格や運転免許証は必要がありません。

ただ、「電動車椅子」は折りたためるので、重量も26kgほどと軽いので自動車に乗せて持ち運びができるのが利点です。

13°の傾斜でも走行できますし、6cmの段差に対応し、5時間の充電で連続走行距離は15km、5段階の変速ができます。

もう一方の「シニアカー」は折り畳めませんが、最小回転半径は145cmと小回りができるのが利点です。

充電時間は12時間から15時間で、連続走行距離は33km走行できる高齢者向けのバイクになります。

対応する傾斜は10°で、7. 5cmの段差をも乗り越えられるという違いがあります。

まとめ

車椅子は高齢者だけでなく、足腰が悪い人でも利用して毎日の生活を快適に過ごしています。

もう少し長距離を走行したという人はバイク型の乗り物を選ぶといいでしょう。

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