この記事では、「リンツ」と「リンドール」の違いについて紹介します。
リンツとは?
リンツは、スイスのチューリッヒに本社を置くチョコレートメーカーです。
正式にはリンツ&シュプルングリーという企業名ですが、リンツと呼ばれることが多いです。
創業したのは1845年で、最初は小さな菓子店でした。
その後、チョコレート工場を設立します。
そして、創業者の息子であるヨハン・シュプルングリーはロドルフ・リンツのチョコレート店を買収し、リンツ・シュプルングリーの基礎を築きます。
ロドルフ・リンツは、それまで硬い舌ざわりだったチョコレートを滑らかにする工法を編み出した人物です。
これはチョコレート界の革命ともいわれるもので、高く評価されました。
リンツは現在、世界中にショコラカフェやショコラブティックを開いています。
様々なチョコレートを販売しており、ショコラカフェにはチョコレートを使ったケーキやアイスクリーム、ドリンクなどがあります。
リンドールとは?
リンドールはリンツを代表するチョコレートの一つで、1949年に販売を開始しました。
現在でもリンツで一番人気のトリュフチョコレートで、チョコレートの丸いシェルの中にはとろけるような滑らかなフィリングが詰まっています。
リンドールは世界中で愛され続けるチョコレートです。
リンドールの名前の由来は、社名であるリンツとフランス語で金を意味するオールです。
それを組み合わせてリンドールという名が誕生しました。
リンドールには様々なフレーバーがあり、一番人気が高いのはリンドールを象徴する赤い包み紙のリンドールミルクです。
ほろ苦さと甘さが絶妙なリンドールダークやホワイトチョコレートでできているリンドールホワイト、シェルにヘーゼルナッツが散りばめられたリンドールヘーゼルナッツも人気があります。
それからホワイトチョコレートと抹茶を組み合わせたリンドール抹茶、シャンパーニュのフィリングが入ったマール・ド・シャンパーニュといったフレーバーもあり、様々な味が楽しめます。
リンツとリンドールの違い
リンツは、リンドールを販売しているチョコレートメーカーです。
リンドールはリンツの看板商品で、一番人気のチョコレートでもあります。
リンツではリンドール以外の商品も販売しており、バレンタインデーやクリスマスなどには、チョコレートのギフトコレクションも販売します。
リンツのチョコレートを使った焼き菓子などもありますし、パンに塗って食べるスプレッド等の商品もあります。
また、ショコラカフェもあり、チョコレートを使ったスイーツやドリンクの種類も豊富です。
抹茶を使ったショコラドリンクなども人気があります。
まとめ
リンツは世界中で愛されるスイスのチョコレートメーカーで、リンドールはその看板商品です。
リンツで一番人気の高いチョコレートで、フレーバーのバリエーションも豊富です。
リンドールの中で最も人気なのは赤い包み紙のリンドールミルクになります。
