「国内」と「全国」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「国内」と「全国」の違いとは?言葉の違い【3語】

この記事では、「国内」「全国」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「国内」とは?

国の中という意味がある「国内」【こくない】は、領土内を指します。

例えば、「国内では物価高が進む」と使い、何がその国の中で流行っているか伝えられるのです。

また、「国内外ではまた違った動きが見られる」と、海外と国内では異なる行動していると分かります。

このように、その国の中で起こっている問題や使われている通貨、取り引きといったものを表すとき使うわけです。


「全国」とは?

北から南まですべての都道府県を含めた全部を「全国」【ぜんこく】といいます。

日本ならば沖縄から北海道まですべて含めた国中を指すのです。

使い方としては、「全国紙」は何百万という莫大な数を毎日配っているといかに多くの数を扱っているか伝えられます。

また、「全国民」を巻き込んだ問題に発展すると伝える言葉です。


「国内」と「全国」の違い

ここでは「国内」「全国」の違いを、分かりやすく解説します。

自分の国の中で何が起きているか具体的に述べるとき使うのが「国内」です。

「国内初の問題が起きた」と今までになかった深刻な事態が起きて、大変な状況になっていると伝えられます。

もう一方の「全国」は国内すべての地域を含んだ放送網や全国紙、全国民を指すのです。

このように、すべての地域を対象にしたり、全国で配られている物であると伝えられます。

「国内」の例文

・『肥料を使わずに穀物を栽培して収穫するのは国内初の試みだ』
・『国内問題としては、40年後は今よりも若者が減るところだ』

「全国」の例文

・『全国で生放送している番組は出演者が豪華で見応えがある』
・『今度行われる催しは、全国民を総動員して盛大に行われた』

まとめ

国を使っていますが、「国」「全」の違いがあります。

この漢字の意味をしっかり調べるとどういったときに使いこなせばいいか分かるでしょう。