この記事では、「百日草」と「ニチニチソウ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「百日草」とは?
「百日草(ヒャクニチソウ)」はメキシコ原産で、キク科ヒャクニチソウ属に分類されている一年草です。
草丈は30㎝〜80㎝くらいです。
近縁種に「ホソバヒャクニチソウ」があります。
開花時期は7月〜10月頃で、赤、ピンク、オレンジ、黄、白、緑などの色の花を咲かせます。
「百日草」の別名には、「ジニア」、「浦島草(ウラシマソウ)」、「長久草(チョウキュウソウ)」などがあります。
さらに、「百日草」の英語表記は「Common zinia」、「youth-and-old-age」などになります。
そして、「百日草」の花言葉には、「遠い友を想う」、「絆」、「幸福」、「高貴な心」、「旧き良き時代」、「いつまでも変わらぬ心」などがあります。
「ニチニチソウ」とは?
「ニチニチソウ(日々草・日日草)」はマダガスカル原産で、キョウチクトウ科ニチニチソウ属に属している一年草です。
原種は小低木ですが、日本では一年草になります。
草丈は30㎝〜60㎝程度です。
開花時期は7月〜9月頃で、赤やピンク、白などの色の花が咲きます。
「ニチニチソウ」の別名には、「ニチニチカ」、「ビンカ」などがあります。
さらに、「ニチニチソウ」は英語で「Madagascar periwinkle」と表記しています。
また、「ニチニチソウ」の花言葉には、「友情」、「楽しい思い出」、「優しい」、「揺るぎない献身」などがあります。
「百日草」と「ニチニチソウ」の違い
「百日草」と「ニチニチソウ」の違いを、分かりやすく解説します。
「百日草」は舌状花と筒状花が集まっていています。
舌状花は花の周りの花びらのような部分で、筒状花は5枚の花弁が合わさり、筒状になっています。
一方、「ニチニチソウ」は合弁花で、先が五つに分かれて、平らに開いています。
「百日草」と「ニチニチソウ」には、これらのような違いが見られます。
まとめ
今回は「百日草」と「ニチニチソウ」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「百日草」と「ニチニチソウ」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。