この記事では、「全粒穀物」と「オートミール」の違いを分かりやすく説明していきます。
「全粒穀物」とは?
「全粒穀物(ぜんりゅうこくもつ)」とは、精白しない穀物やその食品で、胚芽、胚乳、外皮のすべてが含まれた穀物を意味しています。
「全粒穀物」には、玄米、発芽玄米、古代米、全粒大麦、キビ、燕麦(エンバク)、ポップコーン、キヌア、アマランサス、全粒ライ麦、ライ小麦、全粒小麦(小麦粒)、オートミール、挽きぐるみの蕎麦(ソバ)などがあります。
「全粒穀物」は精白した穀物よりも、食物繊維やビタミンB群、鉄分などのミネラルが多く含まれているので、栄養が豊富です。
そして、「全粒穀物」と関連した言葉には、「ホール・グレイン」、「グラハム粉」などが挙げられます。
さらに、「全粒穀物」の英語表記は「whole grain」になります。
「オートミール」とは?
「オートミール」とは、「燕麦」の外皮を取り除かずにそのまま加工した食品です。
そのため、「オートミール」は「全粒穀物」なので、栄養価が高い食品です。
また、「オートミール」は英語で「oatmeal」と表記しています。
原料の「燕麦」は「オーツ麦」、「オート麦」、「カラス麦」などとも呼ばれています。
「燕麦」はイネ科カラスムギ属に分類されている一年草の植物です。
「燕麦」は英名では「Oat」になります。
「全粒穀物」と「オートミール」の違い
「全粒穀物」と「オートミール」の違いを、分かりやすく解説します。
「全粒穀物」は精白しない穀物やその食品を指し、胚芽、胚乳、外皮が丸ごと含まれています。
そして、「オートミール」は「全粒穀物」の一つになります。
「全粒穀物」と「オートミール」には、このような違いがあります。
まとめ
今回は「全粒穀物」と「オートミール」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「全粒穀物」と「オートミール」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。