この記事では、「四つん這い」と「這いずる」の違いを分かりやすく説明していきます。
「四つん這い」とは?
両手と両ひざから下を地につけて移動すること、またはその姿勢のことです。
例えば、「倒れて四つん這いになる」や「四つん這いで逃げる」などのように使われます。
この言葉は、「四つ這い」という言葉の音変化で、同じ意味を持ちます。
英語では、to crawlと訳されます。
「這いずる」とは?
地面にほとんど体をつけて、ゆっくりと這うことです。
例えば、「這いずって近づく」や「這いずりながら見る」などのように使われます。
この言葉は、「這う」という言葉の連用形に接尾語の「ずる」がついたもので、動作の様子を表します。
英語では、to creepと訳されます。
「四つん這い」と「這いずる」の違い
「四つん這い」と「這いずる」の違いを、分かりやすく解説します。
「四つん這い」は、両手と両ひざから下を地につけて移動すること、またはその姿勢のことで、比較的速く動くことが可能です。
また、「四つ這い」という言葉の音変化で、同じ意味を持ちます。
その一方で、「這いずる」は、地面にほとんど体をつけて、ゆっくりとはうことで、動きが遅く、ひそかにすることが多く、「這う」という言葉の連用形に接尾語の「ずる」がついたもので、動作の様子を表します。
「四つん這い」の例文
・『熊が現れたので、彼は恐怖におののきながら四つん這いになって逃げた』
・『赤ちゃんはまだ歩けないので、四つん這いで部屋中を動き回っている』
「這いずる」の例文
・『彼は敵の目を避けるために、草むらを這いずるように進んだ』
・『庭に植えたツタは、壁を這いずるように成長していった』
まとめ
「四つん這い」と「這いずる」は、両手と両足を地につけて移動する動作を表す言葉ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。
「四つん這い」は、両手と両ひざから下を地につけた姿勢で這うことを言います。
その一方で、「這いずる」は、両手と両足を地につけて、ずりずりと這うことを言います。