「おつまみ」と「肴」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「おつまみ」と「肴」の違いとは?違い

この記事では、「おつまみ」「肴」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「おつまみ」とは?

いつでも手でつまんで食べられる食べ物を「おつまみ」といいます。

小腹が空いた、調理せず手軽に食べたいと思うものを指し、ときにお菓子や酒と一緒に食べられる肴といった意味で食されるものを指すのです。

すでに調理されていて、味付けもされた帆立、蛸、イカ、小鯵、牡蠣の干物といったものが代表的な「おつまみ」になり、袋切れば手を入れてすぐ食べられるものを指します。

元は指でつまめる木の実や干した芋などを指す関東の言葉でした。


「肴」とは?

お酒の味を引き立たせる食べ物を「肴」【さかな】と呼びます。

鰤の煮付けや鯵の刺身、なめろう、酢の物といった小鉢料理までお酒と合う小皿料理全般を指す言葉です。

箸で食べる小鉢料理も含まれて、味が濃い目に作られているものが多く、酢や山葵、醤油、ソースといった調味料を付けて食べたり、おでんやからし和えなど料理される場合もあります。

「肴」と書いて【さかな】と読みますが、野菜や肉、海老、豆腐と幅広い料理が当てはまる言い方です。

元は関西で使われていた「あて」からきています。


「おつまみ」と「肴」の違い

「おつまみ」「肴」の違いを、分かりやすく解説します。

簡単に袋から出し、手でつまんで食べられるのが「おつまみ」です。

関東で手軽に手で掴んで食べられて、唐辛子や醤油、みりん、酢などで味付けされた干し物や、噛み砕いて食べられる物を指します。

箸は必要なく、皿さえ不要なため新幹線や休憩時間でも気軽に食べられるのが利点です。

もう一方の「肴」は、小さい皿に盛り付けて食べる味が濃い目の料理を指し、熱燗や日本酒に合うよう調理された料理を指します。

箸で食べるものが多く、魚や肉だけでなく、田楽や白あえ、酢の物といった様々な料理が酒の「肴」として選ばれているわけです。

まとめ

すぐ食べられるようすでに調理されているものを指しますが、どのように違うか調べてみるのも新たな比較方法となるでしょう。

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