この記事では、「間違える」と「間違っている」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「間違える」とは?
本来の使い方ではなく、説明書とは違う操作方法してしまったことを「間違える」【まちがえる】といいます。
例えば、本当は緑のボタンを押すべきところを慌てて青い方を操作しては水が止まらないという状況になってしまうのです。
また、赤い靴下を履くべきところを、辺りが暗いため色がよく分からず、橙色を選んでしまったとき自らの認識間違いという問題を示します。
「間違っている」とは?
人の認識の違いに気づいたとき「間違っている」【まちがっている】と訂正します。
本来であればその会社の携帯電話のバッテリーは50時間持つのに、充電の仕方が違うため25時間程度しか使用できない誤りを指摘するのです。
また、手袋の使い方が違うと周囲が気付いたときは「その使用方法は絶対間違っている」と注意しては直させます。
「間違える」と「間違っている」の違い
「間違える」と「間違っている」の違いを、分かりやすく解説します。
自分の判断ミスにより、操作すべき方法や使い方が違っている状態を表す言葉が「間違える」です。
運転しているとき、うっかり余所見して見落とした誤りによって右に折れるべきところを左に折れてしまったり、疲れて視界がぼやけてしまい、押すボタンを誤ったと認識します。
もう一方の「間違っている」は周囲が本人の行動や考え方が正しくないと感じる場合に指摘するため使う言葉です。
「間違える」の例文
・『玄関が暗くて妹の靴と履き間違えて出かけてしまった』
・『書面の文字をしっかり見なかったので、面接日を間違えた』
「間違っている」の例文
・『面接場所を探す人に、階が間違っている事実に気づかせた』
・『新入部員に箱の使い方が間違っていることを指摘した』
まとめ
2つとも相手の考え方や選び方、行く方向などが違っているとき注意したり、指摘してする際に使える言葉です。
ただ、「間違える」は自らが誤った際に使うと覚えておくといいでしょう。