この記事では、「心より願っております」と「心から祈っています」の違いを分かりやすく説明していきます。
「心より願っております」とは?
「心より願っております」とは、相手のことを思いとても願っていることを意味する言葉です。
「心より」を使用することで、どれだけ、自分自身が願っているかを相手に伝えることができます。
偽りなく、そう願っている。
そういった気持ちを強調するために効果的な言葉になります。
また、「願っております」の「願う」には、神仏に希望が実現することを祈る、望みがかなうように請い求める、こうしてほしいことを人に頼むなどといった意味があります。
願望とも言い替えることができ、そうなってほしいと願望を抱くことを意味します。
「心から祈っています」とは?
「心から祈っています」とは、相手のことを思い相手の希望が実現するよう神に祈ることを意味します。
「心から」を使用することで、心の底から、そう思っていることを強調することができます。
また、「祈っています」の「祈る」には、神や仏に請い願う、心から望むといった意味があります。
そのため、そのようになってほしいと念じる意味が強い言葉になります。
「心より願っております」と「心から祈っています」の違い
「心より願っております」と「心から祈っています」の違いを、分かりやすく解説します。
「心より願っております」と「心から祈っています」は、どちらも同じ意味として使用することができる言葉です。
そのうえで、「願う」と「祈る」を比較した場合、「祈る」の方が宗教的な意味合いが強くなるといった特徴があります。
「心より願っております」の例文
・『無事に終えることができるよう、心より願っております』
・『あなたの夢が実現するよう、心より願っております』
「心から祈っています」の例文
・『病気が治ることを心から祈っています』
・『受験に合格することができるよう、心から祈っています』
まとめ
以上のように、「心より願っております」と「心から祈っています」は、同じ意味として使用することが可能な表現方法になります。
