この記事では、「水餃子」と「ワンタン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「水餃子」とは?
水餃子は、すいぎょうざと読むべき言葉です。
漢字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、みずや液体状のもの等といった意味を持っている水の漢字に、小麦粉をこねて伸ばした皮に挽肉とか野菜等を包んで作る中国料理の1種といった意味を有する餃子の漢字を組み合わせる事で誕生した言葉となっています。
以上の事から水餃子は、皮をやや厚めに作った上で、熱湯で茹でた餃子を示すのです。
水気を切った上で、タレをつけて食べるのが一般的となっています。
「ワンタン」とは?
ワンタンは、饂飩や雲呑とも表記出来る言葉です。
スープに入れたワンタンが空に浮かぶ雲の様に見えた事からこの名が付いたとされていますが、名前の由来には諸説あります。
そんなワンタンは、中国料理の1種で小麦粉で作った薄皮で、豚の挽肉やネギ等を包んだものを表すのです。
茹でた上で、スープに入れて食べるのが一般的な食べ方となっています。
「水餃子」と「ワンタン」の違い
水餃子とワンタンの文字表記を比較すると、そもそも漢字とカタカナ表記であり、全然違う文字が使われている事に気付けるものです。
所がどちらも中華料理で、しかも小麦粉で作った皮で、挽肉等を包むという似た様な作り方をするので混同する恐れはないとは言い切れません。
とはいえ明らかな違いもあり、水餃子は皮がやや厚めでお湯で茹でた後に、水気を切ってタレ等で食べる料理を示すのです。
もう一方のワンタンの皮は薄く、更に茹でたものをスープに入れて食べる料理を表します。
まとめ
2つの言葉は使用している文字も読み方も全然違っていますが、どちらも小麦粉の皮で挽肉等を包んで作る中華料理という共通点があるのです。
ただし相違点も存在しているので、そこを把握すれば使い分けで迷う事はありません。
ちなみ水餃子の皮はやや厚めで、茹でた上で水気を切り、タレ等をつけて食べる料理となっています。
対するワンタンは、皮は薄く茹でた後に、スープに入れて食べる料理です。